萩原研究室の修士課程1年生 小林大真さんが、第46回日本神経科学大会において、ジュニア研究者ポスター賞を受賞しました。
受賞テーマ
「Synaptic neurotransmission regulated by CAST would have important roles in the neuropathology of stress tolerance」
日本神経科学学会は、神経科学の基礎から臨床まで幅広い分野の研究者が集う大きな学会であり、今年も3日間の会期中、1000題近いポスター発表が行われた中から選ばれました。
本研究では、情報伝達部位(シナプス)に局在するタンパク質CASTを欠損させたマウスは、身体的ストレスに対する感受性が高いことが示唆されました。さらに、関連する神経回路や遺伝子発現を明らかにしていくことで、ストレスを要因とするうつ病などの精神疾患の作用機序解明や治療法の開発などに貢献していくことが期待されます。