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創域理工学部

生命生物科学

Department of Applied Biological Science
Faculty of Science and Technology

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Graduate Programs大学院紹介

大学院ではより専門性を高め、生物学の枠を越えて幅広い視点や知識を身につけた高度な人材を育成する 2 つのコースに参加することができます。

6年一貫教育コース

大学院へ内部進学する学部4年生はコースに加入することができます。コースに加入すると4年次に 大学院の講義を受講することができます。早期に高度な教育を受け、大学院では研究に集中すること でより高度な専門的研究能力を身につけることができます。

横断型コース

創域理工学研究科の幅広い分野の専攻が参加するコースであり、他専攻の学生や教員と交流を持つこ とができ、生物学にとどまらない生物に関連する幅広い専門分野を学ぶことができます。本研究科に は7種類の横断型コースがあり、生命生物科学専攻からは 医理工学際連携コース農理工学際連携コース の2コースに加入することができます。

Career path卒業後の進路・就職先

卒業後の進路・就職先

大学院進学  76.6%
情報産業  4.6%
公務員(国家、地方)  2.8%
教育関係  1.9%
食料品  1.9%
保険業  1.9%
卸売業  1.9%
製造業  1.9%
その他公的機関  0.9%
その他の業種  3.7%
その他(進学・留学予定)  1.9%

(2021年度卒)

連携大学院方式による客員教員および研究分野
研究機関 客員教員名 研究分野 副指導教員
東京都医学総合研究所 正井 久雄 染色体DNA複製と細胞周期制御機構の研究 前澤 創
国立感染症研究所 渡士 幸一 B型及びC型肝炎ウイルス等がんウイルスの複製機構解析および治療法開発 倉持 幸司
がん研究会 広田 亨 がん生物学 定家 真人
産業技術総合研究所 大石 勝隆 体内時計の研究 和田 直之
農業・食品産業技術総合研究機構
生物機能利用研究部門
今井 亮三 植物のストレス応答機構、植物バイオテクノロジー 朽津 和幸
主な就職先(大学院含む)

中学・高校教員、AJS、CACクロア、DSP五協フード&ケミカル、KSK、NTTドコモ、OKIソフトウェア、Z会、朝日生命保険、伊藤忠テクノソリューションズ、伊藤ハム、イビデン、ウテナ、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、エーザイ、オリンパス、花王、カネカ、キリン、クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン、興和、コニシ、サンスター、資生堂、昭和産業、新興出版社啓林館、ソニー、大正製薬、タカラ食品工業、タカラバイオ、日興システムソリューションズ、長瀬産業、ニコンシステム、日水製薬、日本電気通信システム、農林中央金庫、ハウス食品、日立工機、日立システムズ、扶桑化学工業、フューチャーアーキテクト、ボゾリサーチセンター、マルハニチロ、みずほ情報総研、三菱食品、三菱総研DCS、三菱電機メカトロニクスソフトウエア、三菱UFJインフォメーションテクノロジー、山田養蜂場、ヤマト科学、ワークスアプリケーションズ、国立研究開発法人産業技術総合研究所、九州大学(特任助教)

Messages from Graduates卒業生のメッセージ

卒業生のメッセージ

小谷 秀仁 画像

MSD株式会社 副社長 執行役員 営業本部長
(現パナソニック ヘルスケア株式会社 代表取締役社長・CEO・CTO)

私は1988年、理工学部の応用生物科学科の卒業生です。4年生の時には東京理科大学副学長になられた瀬戸裕之先生の研究室でお世話になり、また、外研で基礎工学部の飯田滋先生の研究室でも半分の時間を過ごさせて頂きました。
 応用生物科学科の素晴らしいことは、研究のみでなく教育にもしっかりと力を入れており、研究者としての基礎をしっかり教えてくれる教官の先生方、先輩方がいらっしゃることだと思います。研究者として考えなければならない課題の抽出、実験計画の論理、実験実施における注意、データーの解析法、論文の読み方・書き方等々、私の研究者としての基礎は応用生物科学科で教えて頂いたと思っています。私は学部4年を卒業後、米国の大学院に留学をしたのですが、米国での研究室の担当教授は私の研究者としての基礎力をとても気に入ってくれました。これも、全て世界に通じる教育をして頂いた応用生物科学科のお蔭であり、心から感謝しています。実際、私が留学を決心したのも、私がお世話になった先生方から海外での研究経験の重要性を教えて頂いた事が大きな要因のひとつでした。
 また、応用生物科学科の先生方・先輩方には実験の楽しさを教えて頂きました。私の応用生物科学科の思い出は、朝早くから夜遅くまで、時には夜通しで研究に明け暮れる日々です。自分で仮説を立てて、それを検証する実験を計画し、それを実行する。次の日にデーターが出るのが待ち遠しく、何度も夜通しインキュベーターを覗いていたのを今でも思い出します。そんな時も先生方に遅くまでディスカッションにお付き合い頂いたり、時には夕食の席で相談に乗っていただいたり、応用生物科学科での研究の楽しさ、大学生活の楽しさは、これまでの人生でも欠け難い経験です。
 私は20年間研究を続けていましたが、現在は研究職を離れ、製薬会社で経営に携わっています。今、一緒に仕事をしている同僚や、大学の先生、また他の製薬企業の幹部の皆様にも理科大学卒業生、応用生物科学科卒業のみなさんが数多くおられます。研究職のみでなく、幅広い領域へ人材を輩出しているのも応用生物科学科の特徴かもしれません。研究だけでなく幅広い視野を持った人材を育てることが出来る応用生物科学科、これからも引き続き応用生物科学科のみなさまのご活躍を期待しています。